景気の心理的後退

お正月に田舎に帰ってました。
それにしても、お正月の番組って、お笑い番組中心で、すごいっすね。
私、普段テレビを見ない人なんで、お笑いタレントの大半知りませんでした。
さて、お笑いのことでなく、その番組の合間合間で報道されるニュースが、ほとんど「派遣村」でした。
これほど、景気が悪かったのかと思うほど、「景気後退」「アメリカ発世界恐慌」のオンパレード。見た人の大半は、「日本オワタ」と思えるような内容です。番組の終わりは、お決まりで、「景気は厳しいですが、がんばりましょう」だそうです。
私自身今フリーの身で、あおりを食らい安い立場です。不安もあります。ですが、今回の場合、ちょっとマスコミによる「煽り」が大き過ぎると思ってます。勿論、その日を乗り切るのも難しい方々もいるのはわかっています。こう毎日、報道されると、心理的に落ち込む効果のほうが、実態よりはるかに大きくなっているのではないかということです。しっかりした数字を把握していないので、確信めいた話では、ありません。ただ、今回職を失った人の業種がほぼ限られていること。外需に依存する産業に多いこと、いわゆる、労働弱者が多いことを鑑みると、まだ、局所症状の段階ではないかということです。実態はてんでわかりませんが、このお正月の報道のあり方を見ていると、2009年は、かなり絶望的な年に感じるはずです。「がんばっても無駄」的な感覚ですね。

何か、実態が伴わない恐怖を植えつけられているようで、怖いです。
やっぱテレビは、みないでおこう。